自律型ケースハンドリングロボティクス(ACR)システムの倉庫ロボットスタートアップ、HAI ROBOTICSは、新たに2回の継続的な資金調達ラウンドを確保し、合計で2億米ドル余りを調達したと発表した。
HAI ROBOTICSは、ロボット技術とAIアルゴリズムを通じた倉庫自動化ソリューションの提供に取り組んでいる。2015年にACRシステムであるHAIPICKを発売した。2021年8月25日に日本法人として、株式会社HAI ROBOTICS JAPANを設立。
HAIPICKロボットは、最大5〜7メートルの高さの保管棚にトートやカートンのピッキング&プレイスをし、最大8つの荷物を運ぶことができ、ピッキングステーションに次々と搬送し、GTP(goods-to-person)を可能にする。
カートンや個々のトートを運び、1回の動きで複数のケースをピッカーやコンベヤーに運ぶ機能を備えた同様の移動ロボットよりも際立っている。1週間で倉庫の自動化を実現し、保管密度を80〜130%向上、スタッフの作業効率を3〜4倍向上させることができる。
今回の調達資金により、技術のアップグレード、グローバルな運用ネットワークの拡大、サプライチェーン管理、企業構造、人材の最適化を通じて、製品群を強化する。