oricon ME(オリコン エムイー)は、『ネットスーパー』『食材宅配サービス』についての満足度調査を実施。その結果を「オリコン顧客満足度」公式サイト内にて発表した。
食材宅配サービス
「生活クラブ」が首都圏と近畿で総合1位に 首都圏は2年連続5度目
【食材宅配サービス】ランキングの「首都圏」と「近畿」では、「生活クラブ」が総合1位となった。「首都圏」は2年連続5度目の総合1位、「近畿」は4度目の総合1位となり、各地域で高い評価を得ている。
評価項目別ランキングを見てみると、「首都圏」では、全10項目中、「商品の充実さ」「食材の品質」「商品情報のわかりやすさ」「配送サービス」「コストパフォーマンス」の5項目で1位。「近畿」では、同じく全10の評価項目のうち、「食材の品質」「商品情報のわかりやすさ」の2項目で1位となった。
「東海」は「らでぃっしゅぼーや」が総合1位
「東海」では、「らでぃっしゅぼーや」が総合1位。全10目中、「食材の品質」「商品情報のわかりやすさ」「利用のしやすさ」「配送サービス」「コストパフォーマンス」「情報提供」「サポートサービス」の7項目で1位となった。
ネットスーパー
「セブンミール」が2年連続総合1位
【ネットスーパー】ランキングでは、「セブンミール」が2年連続総合1位に。評価項目別ランキングでは、全10項目中、「サイトの使いやすさ」「商品の充実さ」「商品情報のわかりやすさ」「ポイント・割引の充実さ」「配送サービス」「情報提供」「サポートサービス」の7項目で1位となった。
「ネットスーパー初利用者」の72%が“新型コロナウイルスの影響”
今回の調査では、2020年にネットスーパーを初めて利用した人に、新型コロナウイルスの影響でネットスーパーの利用を始めたかどうかを調査したところ 「新型コロナウイルスの影響である」と回答した人は、全体の71.9%となった。
また、新型コロナウイルスの影響でネットスーパーの利用を始めた人に、「仮に、新型コロナウイルスが終息した(落ち着いた)場合もネットスーパーを利用し続けたいと思うか」と聞いたところ、「とても利用し続けたい」が20.2%、「まあ利用し続けたい」が62.7%と、実に82.9%の人が利用意向を示した。違いが出たのが年代別のデータで、「とても利用し続けたい」は20・30代が28.6%ともっとも高く、60代以上は10.7%と低水準。逆に、「あまり利用し続けたくない」は60代以上が21.4%と高く、20・30代は13.5%となりました。「まったく利用し続けたくない」もわずかではあるが、年代が高くなるにつれて数値も高くなっていることがうかがえる。
調査概要
2021年オリコン顧客満足度調査【ネットスーパー】
- サンプル数:4,402人
- 規定人数:100人以上
- 調査企業数:15社
- 定義:生鮮食品を取り扱うECサイト。ただし、買い物代行サービス、様々な店が出店するモール型のサイトは対象外とする
- 調査期間:2020/10/23~2020/11/02、2019/10/11~2019/10/23
-
調査対象者
性別:指定なし
年齢:20~84歳
地域:全国 -
条件:以下すべての条件を満たす人
過去2年以内に対象のネットスーパーを利用したことがある人
生鮮食品を購入したことがある人 ※ただし、特別な時(パーティーやギフト)のみ、お試しサービスのみ、買い物代行サービス経由の利用者は対象外とする
2021年オリコン顧客満足度調査【食材宅配サービス】首都圏/東海/近畿
- サンプル数:首都圏4,604人/東海1,400人/近畿3,072人
- 規定人数:首都圏/東海/近畿100人以上
- 調査企業数:首都圏12社/東海9社/近畿12社
- 定義:カタログやインターネットで注文した食材を定期的に自宅に配達する食材宅配サービス ※ただし、食材の宅配は取り扱わず、いわゆる半調理品、完成品だけを取り扱っているサービスは対象外とする
- 調査期間:2020/10/07~2020/10/19、2019/10/21~2019/10/31
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調査対象者
性別:指定なし
年齢:20~84歳
地域:首都圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)、東海(岐阜県、静岡県、愛知県、三重県)、近畿(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県) -
条件:以下すべての条件を満たす人
過去2年以内に月1回以上の食材宅配サービス(定期配送サービス)を2ヶ月以上継続利用したことがある人
食材を購入したことがある人 ※ただし、日用品しか購入したことがない人や、お試しサービスのみの利用者は対象外とする