電通テックは、新型コロナウイルスによる消費者心理や行動の変化への対応に課題を持つ商業施設の運営担当者に向けて、来館促進とファン化を支援する「商業施設CRMソリューション」の提供を開始した。来館者が安心して過ごせる導線づくりなどコロナ時代に即した行動マネジメントに基づき、施設ごとの特性や課題に応じた最適解をスピーディーに提供する。
同ソリューションは、密の回避や接触リスクなどコロナ時代の行動マネジメントを前提とした空間設計に加えて、つい立ち寄りたくなる「愛されるサービス」により顧客の来館とファン化を促進。これまで年間を通じた経常販促や施設リニューアルなどさまざまな商業施設案件を手掛けてきた同社のノウハウを結集した各種メニューを提供することにより、このような状況下においても来館者を減らすことなく着実な売上と利益の確保に貢献していくとのこと。
同ソリューションの特徴は、次のとおり。
安心して買い物を楽しめる空間の提供
ソーシャルディスタンスを意識した空間設計、消費者が安心して買い物を行うために有効なアイテムやサービスの導入
例)設備のレイアウト変更、オウンドメディアやSNSを活用した「密」状況のリアルタイムな情報発信
商圏内の消費者ニーズの徹底把握を行いサービスとして具体化
ジオターゲティング分析や来館者の定性調査、分析結果に基づくサービスの企画
例)未就学児童が多い地域での、遠隔地へ出かけられない子どもたちに向けた安全な遊び場の提供
思わず足を運びたくなるきっかけの演出
ニューノーマル時代にふさわしいイベント企画、オンラインによる商品紹介
例)人数限定のイベント開催、オウンドメディアでのショップ定員顔出しによる商品紹介コンテンツの配信