ブルガリは、世界規模のデジタル拡大を踏まえ、 新しいイーコマースのプラットフォームとして、 シンガポール、 アラブ首長国連邦、 イタリア、 フランス、 韓国、 メキシコそしてブラジルの7カ国にて順に、 5月20日から7月29日の間、 オンラインショップをオープンする。
ブルガリの統合されたオムニチャネル体験を目指した旅は、2000年後半に初のイーショップとして始まった。以来、プラットフォームのリニューアル、カスタマーケアや主流のサービスオペレーションへとつながるロジスティックの進展などを経て、今日ブルガリはアメリカ、カナダ、中国、日本、イギリス、ドイツ、スペイン、並びにオーストラリアの8つの主要な国々でイーコマースを運営している。これらの地域では、注文された商品は自宅への配送またはブティックでの取り寄せを行っており、希望によりオンラインからのアポイントメントも受けている。
店舗とオンラインの円滑な相互連結を追求し、ブルガリは過去2年間、購入前、購入中、購入後にわたる店頭並びにイーコマースにおけるクライアントと触れるすべてのタッチポイントにシームレスな経験を提供することに絶え間なく努めてきた。 来店したクライアントの約80%以上が、公式サイトやソーシャルメディアなどを通してブルガリとデジタル上でのコンタクトがある。これは、将来の企業成長における重要な原動力であるオムニチャネルに注力する理由のひとつになっているとのこと。
ブルガリのオンラインショップを通したエクスペリエンスをささえる要因のひとつが、効率的なカスタマーサービス。クライアントニーズの高い専門的な知識を持つプロフェッショナルなチーム「真の会話の達人」がオンラインショッピングの戦略の要であり、すべての要望を叶えていると言っても過言ではないとする。
もうひとつは、オンラインショッピングのシンプルな工程にある。より立体的かつ臨場感のある3Dプロダクトイメージ、フリーシッピングやデリバリーの柔軟性(希望につき24時間以内の対応も可)、カスタマーサービスを通してのオンラインでの無料返品並びに店頭での無料返品や使用頻度の高い購入方法の選択などのサービスやツールを用意。とくにジュエリーなどのラグジュアリー品の購入におけるいくつかのタブーがデジタルチャンネルでは対応可能になる。
さらには、おもてなしの一環としてオンラインショッピングの購入者には、唯一無二のパッケージで梱包、ローマのコンドッティ通りにあるブルガリ本店のストアデザインにある幾何学模様がデザインされた特別なボックスに商品を収め届けている。
ブルガリ・グループCEOジャン-クリストフ・ババンは次のようにコメントを寄せている。
「イーコマースは360度の体験を約束し、ブルガリブティックでのサービスと同じものを提供できると考えています。店舗とイーショップでのコンテンツや情報によって補完される相乗効果は言うまでもありません。新型コロナウイルスによる影響で、100%を超える成長率で世界トップの店舗となったブルガリのイーショップはこの状況が収束した後、ブランドを強化、リードしていく役割を担っています。この成功は円滑な店舗と他のデジタルチャンネル-ブルガリの凝集したオムニチャネルアプローチと店舗とカスタマーケアアドバイザーの総合的な協力-の相互連結にあります」