英大手小売のSainsbury’sが、サプライチェーン変革の基盤として、 Blue Yonderのサプライチェーンプラットフォームを採用したと発表。
Sainsbury’sは英国を拠点に、 Sainsbury’s、 Argos、 Habitatのブランドで2,000店舗以上を展開するマルチブランド、 マルチチャネルの大手小売企業。 また、 世界各地で多くのホールセールパートナーシップを運営している。
Sainsbury’sは、 AIを活用した単一のプラットフォーム上で、 エンドツーエンドのサプライチェーン戦略を強化するためBlue Yonderを導入する予定。 Blue Yonderの現行機能および新機能は、 AIを搭載した需要予測と補充、 デジタルコントロールセンター、 スペースマネジメント、 マクロスペースプランニング、 倉庫管理、 労務管理、 またヤードマネジメントにまで及んでいるとのこと。
Sainsbury’s Techの社内エンジニアリングが持つ専門知識と連携することで、 両社は、 高度な機械学習機能を備えた自律的な自己学習型サプライチェーンプラットフォームを構築。Sainsbury’sの従業員はより多くの時間を店頭や接客に費やすことができるようになる。 同社がBlue Yonderを選択したのは、 その優れた機械学習機能と、 エンドツーエンドのサプライチェーン体験を独自に実現するSaaSベースのソリューションが評価されたため。
Sainsbury’sのリテール部門最高技術責任者であるJohn Elliott氏は、 次のようコメントしている。
「私たちは顧客のニーズに応える方法を改善しようと、 絶えず努力しています。 ワールドクラスのテクノロジー製品とSainsbury’s Techのエンジニアリングを活用した、 予測的で自律的、 かつ適応力のあるサプライチェーンを持つことで、 顧客がショッピングをする際には、 それがいつ、 どのような形であれ、 私たちには接客の準備ができているようになります。 Blue Yonderは、 高度な各種機能、 機械学習のエクスペリエンス、 またサステナビリティへの取り組みを含めた、 弊社に沿った形での文化や価値観、 これらの力強いバランスを提供してくれました」