日本オラクルは、BEAMSの持株会社であるビームスホールディングスが、店舗損益表・事業部損益表作成の効率化、早期開示を目的にオラクルのクラウド型経営管理ソリューション「Oracle Enterprise Performance Management (EPM) Cloud」を導入した旨を発表。
同ソリューションの導入により、ビームスホールディングスは、従来10日間かけていた店舗損益表・事業部損益表の作成時間を2時間程度に短縮、月次での開示を実現している。また、業務を明確化することで、属人化していた作成業務の部門内での分担および引継ぎも行えるようになっている。
同社は今後、Oracle EPM Cloudによるワークフローを用いた予算策定フローを構築・実行し、要員・人件費をはじめとした予算管理に活用していく予定としている。
ビームスホールディングス 業務管理本部 経理部 財務課 田中賢氏のコメント
ビームスを取り巻く環境は、モノとコトが溢れ、世界中の情報がタイムラグ無く飛び交っています。そのような時代で、精緻な経営指標を編成し、リアルタイムでレポートすることは欠かせません。今回導入した「Oracle EPM Cloud」は、店舗損益表・事業部損益表の作成に係る業務の無駄を大幅に削減し、経営層や事業本部長への開示までの時間を大幅に短縮することができます。今後は、データ分析やレポーティングのための機能を駆使し、事業成長に寄与する活用方法を模索していきます。