COS KYOTOと肥前吉田焼の窯元の1つである副千製陶所は、共同でオリジナルデザインの肥前吉田焼水玉食器を開発。そのラインナップに「丸型土瓶急須」と「ごはん茶碗」を加えた。水玉柄を新たにリデザインしてポップさを加えるとともに、伝統の青色に加えて、従来では難しかった「朱色」を取り入れている。
丸型土瓶急須の青が税込3,348円、朱が税込3,888円、ごはん茶碗の青が税込1,620円、朱が税込1,944円。
肥前吉田焼は、天正年間に吉田地区で陶磁器が焼かれ始めたことに端を発する。水玉柄の食器は高度成長期の1965年頃に数多く生産されたが、1つひとつ手彫りで水玉柄を仕上げる手間から、生産量が次第に少なくなり、現在は副千製陶所だけが生産している。