帝国データバンク、アパレル関連企業の倒産動向調査結果を発表した。
アパレル関連企業の2018年度の倒産件数は、前年度比7.7%減の252件と3年連続で減少したが、負債総額は同5.7%増の382億9,200万円で、2年連続で増加にある。
負債規模別にみると、「10億円以上50億円未満」の倒産が前年度比で倍増となる9件発生。
業態別にみると、「小売業」の倒産が前年度比3.5%増の149件と2年連続で増加。大型倒産が複数発生したことで、負債総額は同117.2%増の201億8600万円と2倍以上に増加した。
本調査は、負債額1,000万円以上の法的整理を対象とし、カバンや靴、アクセサリーなどの服飾雑貨を扱う企業は含まない。2016年4月に続き5度目となる。