楽天は、リターゲティング広告をはじめとするパフォーマンス広告配信プラットフォーム「RMP - AdRoll」において、楽天グループサービスとの連携を開始したと発表。
連携を開始したことにより、これまでも配信が可能であった楽天IDに基づく閲覧行動分析データを活用したリターゲティング広告に加えて、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」や総合旅行予約サービス「楽天トラベル」など楽天グループサービスにおける消費行動分析データに基づいたターゲットセグメント(配信対象となる層)を広告主が設定し、リターゲティング広告等の配信に利用できるようになる。
これにより、すでにその商品を購入している層に対する二重の広告配信などを削減することができ、より効率的なマーケティング活動を実施することが可能に。また、新たに動画形式のリターゲティング広告も提供を開始したことにより、広告主となる企業は、動画広告の形式でターゲットセグメント配信を行うことも可能となる。
楽天は2018年10月、パフォーマンス広告をグローバルで提供する米国AdRoll Groupと共同で楽天アドロールを設立。同年11月の営業開始以来、楽天と楽天アドロールはさまざまな形で取り組みを進めており、今回の連携開始により、「RMP - AdRoll」はより統合されたパフォーマンス広告プラットフォームになるとのこと。