マイボイスコムは、3回目となる『モバイル決済』に関するインターネット調査を実施し、調査結果を発表した。本調査は、2019年2月1日~5日に実施され、10,099件の回答を集めた。
調査結果の主な概要は下記のとおり。
直近1年間の支払い方法
直近1年間の商品・サービス(ネットショッピング除く)の代金の支払い方法は、「現金」が88.4%で、「クレジットカード決済(カード本体やスマートフォンのアプリなど)」は68.8%、「電子マネー(カード本体やスマートフォンのアプリなど)」は50.6%であった。このいずれかに回答した、クレジットカード・電子マネーで支払った人は、全体の8割弱である。
直近1年間のクレジットカード・電子マネーでの支払い手段
直近1年間に代金をクレジットカード・電子マネーで支払った人(全体の8割弱)のうち、「スマートフォンのアプリ・機能〔おサイフケータイ、Apple Payなど〕」で支払った人は17.7%で、回答者全体に占める比率は、1割強となっている。スマートフォンなどのアプリ・機能で支払う人は、男性や若年層での方が比率が高く、10代・20代の男性は4割弱、30代・40代男性、10代・20代の女性は各3割となっている。
直近1年間に利用したスマホ決済アプリやサービス
直近1年間の代金支払い・決済時(ネットショッピング含む)の、スマホ決済アプリ・サービス利用者は全体の2割(スマートフォン主利用者の3割)である。男性や若年層での比率が高く、10~40代の男性では各30%台となっている。「おサイフケータイ」は全体の6.0%、「楽天ペイ」が4.9%、「PayPay」「d払い」「モバイルSuicaアプリ」「Apple Pay」「LINE Pay」などが各3~4%であった。直近1年間スマホ決済アプリ利用者に占める比率をみると、「LINE Pay」「Apple Pay」などは10代・20代、「おサイフケータイ」は40代~70代の男性、「楽天ペイ」は30代男性で高い傾向。
直近1年間にスマホ決済アプリ・サービスで支払った場面
直近1年間にスマホ決済アプリ利用者が、支払った場面は、「コンビニエンスストア」が69.4%、「スーパー」「ドラッグストア」「家電量販店」「ネットショッピング、ネット上のサービス利用」などが各2~3割となっている。
スマホ決済アプリ・サービスの利用意向
スマホ決済アプリ・サービスの利用意向(「利用したい」「やや利用したい」の合計)は21.7%、非利用意向(「利用したくない」「あまり利用したくない」の合計)は51.6%であった。利用意向は、男性や、若年層での比率が高い傾向で、10代・20代の男性では4割強と、高くなっている。一方、60代・70代の男性と女性50代以上などの高年代層では、非利用意向が6~7割を占めている。