Amazonは、大阪府茨木市に国内2拠点目となる「Amazon Robotics」を導入し、新たな物流拠点「アマゾン茨木FC(フルフィルメントセンター)」の本格稼働を開始した。
Amazonでは、ユーザーからのニーズに応えることに加え、品揃えの強化を図るために、日本のFCネットワークの規模を拡大。また、FCネットワークの拡大により、Amazonマーケットプレイスに出品する販売事業者のオペレーションを支援するとともに、ユーザーへ迅速な配送を提供することも目指している。
Amazon Roboticsは、商品棚の下にDriveと呼ばれるロボットが入り、棚を持ち上げ、FC内を移動する革新的なテクノロジーである。ロボットが商品棚を従業員の前まで運ぶことにより従業員が移動することなく作業できるため、入荷した商品の棚入れ時間と、ユーザーの注文商品の棚出し時間の削減につながる。
アマゾン茨木FCは最新型のAmazon Roboticsが導入。これまでのAmazon Roboticsより薄型のロボットでありながら、より重量のある棚を持ち上げることができるため、さらに豊富な品揃えの確保が可能となる。従業員は、Amazon Roboticsのテクノロジーを活用し、書籍、電子機器、玩具などの商品を取り出して梱包し、ユーザーへ出荷する。