マイボイスコムは、2回目となる「モバイル決済」に関するインターネット調査を2018年2月1日~5日に実施し、10,674件の回答を集めた。
今回の調査によると、直近1年間に「スマートフォンや携帯電話のアプリ・機能」で支払った人は1割強で、そのうち「おサイフケータイ」利用者は6割弱となった。
代金の支払い方法
直近1年間の代金の支払い方法(ネットショッピング以外)は、「現金」が86.1%と最も多かった。「クレジットカード」は66.3%、「電子マネー」は49.4%となり、クレジットカード・電子マネーで支払った人の合計は8割弱となっている。
クレジットカード・電子マネーでの支払い手段、決済アプリやサービスの利用状況
直近1年間に代金をクレジットカード・電子マネーで支払った人のうち、「スマートフォンや携帯電話のアプリ・機能」で支払った人は14.5%であった。回答者全体に占める比率は1割強となっている。
また、直近1年間に代金をスマートフォン等のアプリ・機能で支払った人のうち、「おサイフケータイ」利用者は59.2%、「楽天ペイ」「ApplePay」が各10%台となった。2017年調査と比べると、「楽天ペイ」が増加している。特に男性40代以上では、「おサイフケータイ」の比率が高くなっている。
スマートフォン等のアプリ・機能で支払った場所、頻度
直近1年間に代金をスマートフォン等のアプリ・機能で支払った店・場所は、「コンビニエンスストア」が78.5%、「スーパー」が39.5%、「自動販売機」「ドラッグストア」「飲食店、喫茶店など」「電車・バス運賃」が各20%台であった。
直近1年間に代金をスマートフォン等のアプリ・機能で支払った頻度は、「週2~3回」「月に2~3回」「月に1回以下」が各2割強で、「週1回以上」は6割弱となった。
スマートフォン等の決済アプリ・機能の利用意向
スマートフォン等の決済アプリ・機能の利用意向は24.9%である。男性や若年層で高く、男性30代以下では4割弱となっている。また、スマートフォン等のアプリ・機能での支払い者では8割強、非支払い者では2割という結果になった。非利用意向は47.9%で、男性60・70代や女性50代以上では6割を占めた。