今回の提携により大王製紙とピジョンは、Tmallなど複数のプラットフォームや、アリババ独自のマーケティングシステム「Unimarketing」を用いて、ブランド構築やデジタルマーケティングの推進、データに基づいたECサイト運営を目指す。
「Tmall」では、中国のベビーマタニティ市場の約90%に値する約1.6 億⼈のベビーマタニティ関連のユーザーを抱えている。今年の「11.11 Global Shopping Festival 2017」では、越境ECにおける国別流通総額で日本は1 位、中でも最も⼈気を集めた製品カテゴリは紙オムツだった。
2017年3月時点でTmall上のベビーマタニティブランド数は2,000以上あるが、粉ミルクと紙オムツの販売額は、他のカテゴリと比較して伸び率が約2倍となっている。ピジョンの「11.11 Global Shopping Festival 2017」における販売額は前年比80%増、大王製紙も83%増となっている。