従来のデジタルマーケティングの分析は、購入が店舗で発生しているにも関わらず、ウェブサイトへの誘導とサイト内の行動が主な分析対象となっていた。また、広告配信プラットフォーム各社が提供している来店計測は独自の基準によるため、横断的に比較して、来店をゴールとしたメディアプランニングを最適化することは難しかった。
しかし、今回発表された分析サービス「Real Sight」では、シナラのタグを使用することで、他の広告配信プラットフォームの送客効果を独自アルゴリズムで計測することが可能になる。同時にサイト内行動も計測し、サイト訪問、ウェブコンバージョンまでをすべて来店と紐付けて、カスタマージャーニーの分析ができる。
これによって、プラットフォームごとの来店効果の比較はもちろんのこと、サイト内のどのコンテンツが最も来店に寄与しているのかを、効率と総量ベースの両方で検証することが可能となる。