GMOインターネットグループのGMOクラウドとJIG-SAWは、GMOクラウド社が提供する「IoTの窓口」における提携パートナーとして、2017年5月26日より、IoT領域で協業することに合意したことを発表した。
GMOクラウドは、1996年のサービス開始以来、ホスティング事業者として13万を超える法人向けのサーバー運用実績と国内およそ6,700社の販売代理店を有している。2011年2月にクラウドソリューション「GMOクラウド」を立ち上げクラウドサービス事業に本格的に参入して以降、クラウド事業に主軸を置いて、国内のみならず世界へ向けてサービスを展開し、グローバル企業を含む多くの企業に最適なITインフラを提供している。
また、2007年より「GlobalSign」の電子認証サービスを連結会社のGMOグローバルサインを中心にベルギー、英国、米国、中国、シンガポール、フィリピン、インド、ロシア、ドバイの拠点よりグローバルに展開している。
JIG-SAWでは、無線通信モジュール開発(LTEやLPWAなどの新たな通信技術への対応)、データ収集プラットフォーム、デバイスとクラウドの中間位置でデータ一次処理を閉域ネットワーク環境内で実現するエッジコンピューティング、IoTシステムのインテグレーションまで、IoTバリューチェーンにおけるEnd2Endでのサービス提供が可能であり、あらゆるデバイスの正常性動作監視に必要なデータを自動取得し、必要に応じてデバイスの自動リモートコントロールを実現している。
今回、IoT領域での協業することとなったIoTの窓口は、GMOクラウドが2017年5月に開設した、IoT活用における企業のビジネス課題に対して、IoTコンサルタントによる無料相談から、企画・開発、製品・サービス化まで一貫してサポートするサービス。今後IoTの窓口において、GMOクラウドが提供するIoTデバイスにおける、JIG-SAWのマルチデバイス自動監視システム「puzzle」等を活用したデバイスマネジメントサービスの検証や、新規IoTデバイス(プロトタイプ)の共同開発を行う。