2016年度の国内ECサイト構築支援サービス市場規模(事業者売上高ベース)は、前年度比106.2%の546億円を見込む。市場の内訳をみると、パッケージ型サービスが同104.7%の331億円、クラウド型サ ービスが同108.6%の215億円の見込み。EC市場の拡大基調を背景に、パッケージ型やクラウド型ともに顧客である EC事業者のニーズを取り込みながら、着実に成長する見込みであるとしている。
パッケージ型サービスに関しては、リプレイス案件の獲得が進むことに加え、クラウド型サービスからのシフトが徐々に進む見通しから、引き続き、拡大基調が続くと予測。また、クラウド型サービスにおい ては、今後もスタートアップを始め、EC事業への新規参入事業者数は増加することに加え、APIなどを利用した外部システムとの繋ぎこみや機能の拡張が進む見込みで、堅調に拡大していくとの考え。
これらのことから、市場は今後も引き続き拡大し、2020年度の国内 EC サイト構築支援サービス市場規 模(事業者売上高ベース)は668億円(うちパッケージ型サービスが 397 億円、クラウド型サービスは 271億円)に達すると予測している。