米ペイパル(以下、ペイパル)は、第1四半期の決算および通期の業績を発表した。第1四半期では、収益は17%(FXニュートラル:19%)増の29.75億ドルを達成した。
アクティブアカウント数(年に1回以上利用するユーザーの数)は600万件の増加、合計決済件数は23%増の17億件まで上昇。取扱⾼の総合計は23%(FXニュートラル:25%)増の990億ドルとなった。
ペイパルは今年4月にGoogleとの提携拡大を発表。米国のAndroid Payでペイパルが利用可能になっている。さらに、米国でペイパルはWells Fargoとの提携契約を発表し、Wella Fargoはペイパルをイシュアーとして加えることで、さらなるPOSのサービス拡大を目指している。また、ペイパルはアジア太平洋地域におけるデジタル決済に注力するVisaとのパートナーシップを拡大したとしている。
同四半期の取扱高の32%はモバイル決済によるもので、モバイル決済における取扱高は前年同期と比較し51%増の約320億ドルになった。さらに、米国におけるソーシャルペイメントプラットフォームであるVenmoによる取扱高は686億ドルを記録し、2016年の第1四半期に比べ2倍以上の増加が見られた。
またペイパルは、同社のモバイル向け製品開発アプローチは、プラットフォーム全体のエンゲージメントを促進していると発表。同四半期の取扱高の32%はモバイル決済によるもので、モバイル決済における取扱高は前年同期と比較し51%増の約320億ドルとなった。米国におけるソーシャルペイメントプラットフォームであるVenmoによる取扱高は686億ドルを記録し、2016年の第1四半期に比べ2倍以上の増加が見られた。
同社は、この四半期終了時点で、5300万以上のアクティブユーザーがワンタッチを利用しており、500万以上のマーチャントとインターネット小売業者上位100社の75%が、モバイルとデスクトップのショッピング体験でワンタッチを提供しているとした。