Showcase Gigは、2017年4月3日より、東芝テックと、Showcase Gigが提供する実店舗運営ソリューション「O:der(オーダー)」の連携製品を飲食・小売業界向けに販売を開始すると発表した。両社は、今後3年間で2万台のPOSレジに「O:der」の導入を目指す。
O:derは、主に飲食・小売業界の実店舗運営を支援するソリューション。店舗運営者は、事前注文・決済機能による「店舗オペレーションの効率化支援」、AIを活用したチャット形式での対話型UI「O:der Cognis(オーダーコグニス)」、デジタルスタンプカード・クーポン配信機能などによる「リピーター獲得(マーケティング)支援」に加えて、顧客管理機能や店舗基幹システム連携機能などを利用できる。
また、来店者は、来店する前にあらかじめスマホアプリ「O:der」で商品を注文・決済することができるため、店頭で待たずに商品を受け取ったり、キャッシュレスで決済することも可能だ。
従来のO:derでは、スマートフォンアプリ「O:der」からの注文は、レジで別打ちをしてPOSシステムに登録する必要があった。しかし、本製品により、飲食店舗ではO:derからの注文も店頭で入力された注文と同様にPOSシステムに連携し、キッチンディスプレイに表示される。キッチンディスプレイをタッチすることにより、O:derに調理完了の通知が表示されるようになる。