調査元では、2013年度の電子決済市場は前年度比9.3%増の約48兆8,000億円と予測した。EC市場の拡大に加え、店舗取引におけるキャッシュレス化の進展を主な要因としている。
今後は、スマートフォンやタブレットを利用した決済サービスの普及や店舗とECサイトでの商取引を連携したオムニチャネルなどの推進等により、2017年度には約66兆4,000億円まで拡大すると予測している。
本調査は、2013年4月~12月に、専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用して実施。非接触IC型電子マネーの決済額、プラスチックカード型プリペイドカードの発行額、ネットワーク型電子マネーの発行額、デビット決済サービスの決済額、クレジットカード決済におけるショッピング取扱高などを合算した。