ピーチ・ジョンは、8月中旬から、ルミネ2新宿店、新宿三丁目店の2店舗に、店舗分析大手の米リテールネクスト社の店舗IoTプラットフォーム(詳細なデータ解析を可能にするカメラとソフトウェア)を設置。入店率、顧客属性、購買率などの情報を収集・分析し、販売効率のアップと顧客満足度をさらに高める。
入店客の性別や年齢を識別し、顧客の属性、購買した人・しない人が、店内をどのような導線で動いたか、どの棚の前で何秒滞在したか、販売員と接する時間、試着する人の割合、購買率などを細かく記録することが可能であり、これらを集計したデータをもとに、VMD(Visual Merchandising)や商品の棚割り、接客方法の改善や販売員のシフトに反映を行う予定だ。
リテールネクスト社は300以上の小売業にIoT型サービスを提供し、ファッション関連では、ブルーミングデールズ、シアーズ、アメリカンアパレル、ラルフローレンなどで実績があり、導入した店舗は初年度平均6~8%売り上げを伸ばしているという。
ピーチ・ジョンはECだけでなく、実店舗での顧客体験の満足度をさらに高めるため、新しい仕組みを構築。Customer Delightとテクノロジーの融合により、さらなる顧客感動を追及することを目標としている。