6月21日から23日の日程でラスベガスで開催されるライセンシング業界最大の国際イベント「Licensing Expo 2016」の開幕に先立ち、世界最大のライセンシングビジネスの業界団体であるLIMA(International Licensing Industry Merchandisers’ Association)と米国最大のB2Bイベントの主催会社であるUBMは、2団体のパートナーシップのもと、2017年東京にてライセンシング・ビジネス業界における国際ネットワーキングイベントを開催する方針であることを発表した。
日本も含め、世界市場をリードするブランドのオーナー、ライセンシングエージェント、ライセンシーを含む1100社を超える会員企業を擁するLIMAは、これまでもさまざまな教育プログラムやイベントを通じ世界各国でライセンシング・ビジネスの拡大に向けた活動を展開する。
UBMのライセンシング部門の副代表であるジェシカ・ブルー氏は、「日本は毎年7億ドルのロイヤリティビジネスと約120億ドルの関連する小売市場が存在する、米国、英国に次ぐ世界第3位のライセンス・ビジネス市場。LIMAとのパートナシップにより、既存のプロジェクトとは異なる新たなアプローチで、日本市場で今求められているイベントを開催したい」とコメントしている。
UBM、LIMAともに日本オフィスを所有しており、スムースな現地でのオペレーションやプロモーションが可能。日本オフィスを通じて日本市場のニーズを正確に把握することで、ライセンサー、代理店、ライセンシー、そして小売業者間の相互交流の場となるイベントの開催を目指す。イベントの詳細内容は近日中に発表となる。