食品業界の物流環境は、トラックドライバー不足、物流コストの上昇、CO2削減をはじめとする環境保全への対応など多くの課題を抱えている。そのため、味の素、カゴメ、日清オイリオグループ、日清フーズ、ハウス食品グループ、Mizkanの6社は食品企業物流プラットフォームの構築を目指し、食品企業物流プラットフォーム(F-LINE)の構築に合意し、持続可能な物流体制の検討を行ってきた。
6社は2016年4月から初の共同配送(常温製品)を北海道地区で開始する。これによって配送拠点と配送車両の共同利用を行い、輸送効率の改善を図るとともに、CO2排出量の約15%の削減を目指す。