米国サンフランシスコを拠点とするRichRelevance(リッチレリバンス)は、オムニチャネル・パーソナライゼーション分野において、米国および欧州を中心に世界の49カ国で事業を展開。200社以上の業界の代表的な企業に採用されている。同社はビッグデータ分析に基づいて顧客を統合的に理解し、ウェブサイト、モバイル、実店舗において、利用者ごとに最適な体験をリアルタイムで提供。毎日10億回以上の消費者の意思決定をサポートしており、オフィスデポ、コストコ、マークス&スペンサーなどの企業で累計1兆円以上の売上増を実現している。
アスクルは、取扱商品分野・商品数の拡大、事業の成長などから、リッチレリバンスのパーソナライゼーション技術とベストプラクティスの導入を決定。「Relevance Cloud」とそのアプリケーション「Recommend」を活用し、アスクルが販売する多種多様なカテゴリーと商品アイテムの中から、多様な顧客が接点を持った時点で最も関心を持つようパーソナライズされた商品レコメンデーションを提示する。
リアルタイムで集合学習型の最新型エンジンを活用することで、PCサイトはもちろん、モバイルチャネル、Eメールなどあらゆる接点において、求められる商品を瞬時に推論し提示することが可能。また、購買頻度自体は低いものの利用者にとっての必要性は高い、いわゆる「ロングテール」商品についても効果的なレコメンデーションを提供する。