Reproは2026年3月17日、直近3ヵ月以内にEC利用経験のある全国1,200人を対象にした購買行動の調査結果を発表した。同調査では、カートの利用実態やカート放置の理由、モールと自社ECの使い分けなど、ECサイトやアプリにおける消費者の実際の購買プロセスが明らかになっている。
調査によると、ECユーザーの51.2%が「カートを一時的な保存場所として利用する」と回答。商品をすぐに購入しない場合、カートが比較や条件確認のためにも使われており、「購入前提でカートに入れる」が56.5%と最多だったものの、「比較のための一時置き」「保存」など購入以外の目的も多かった。

カートに商品を入れたまま購入しない理由では、「他商品や他サイトとの比較のため」が39.0%で最多を占め、次いで「クーポンやキャンペーン確認」(29.5%)、「送料や手数料・支払い条件が分からなかった」(22.8%)が続いた。これらから、カート放置は離脱ではなく、比較・検討の一過程で発生しているケースが多いと見られる。

また、ECユーザーの36.3%はモールと自社ECを「状況によって使い分けている」とし、「主にモールを利用」が40.1%と最多となった。Web限定商品への期待は48.5%と分かれ、特に「限定価格や購入条件」に関心が向けられている。

会員登録に関する質問では、44.9%が会員登録が大きな障壁とは感じていないとし、登録をやめなかった理由は「そのサイトでしか買えない商品だった」など商品価値への納得が要因となっていた。
商品レビューでは61.8%が「良い点だけでなく懸念点も掲載」が信頼のポイントと回答し、リスクや不安を事前に把握するための「検証材料」としてレビューが重視されていることが示された。
【調査概要】
調査名 :ECサイト・アプリの利用経験についてのアンケート
調査期間:2026年1月29日 ~ 2026年1月29日
調査方法:インターネットアンケート調査
調査対象:直近3か月以内にECサイトでの商品購入経験がある20〜60代の男女1,200人
