日本郵政株式会社、日本郵便株式会社は、顧客体験の向上に向けて「郵便局アプリ」に郵便・物流サービスを拡充する新機能を追加した。
ゆうパックスマホ割アプリと郵便局アプリの統合に向けた機能追加
ゆうパックスマホ割アプリで提供していた全サービスや割引などは、今回の機能追加により、郵便局アプリで変わらず利用できる。なお、ゆうパックスマホ割アプリは、2025年8月下旬に提供を終了し、郵便局アプリへ統合される。これにともない、ゆうパックスマホ割アプリから郵便局アプリへアドレス帳などが移行できるようになる。
郵便局アプリにおけるゆうパックスマホ割サービスの機能追加(2025年5月26日~)
「カード事前決済で作成」で送り状を作成する際に、受取人に受取場所の入力を依頼する機能を追加。差出人から受取人へ、郵便局アプリが発行した受取場所の入力用URLをSNSやメールなどにより送付すると、住所がわからない際にも荷物を送れるようになる。受取人は、自宅などのほか、郵便局、コンビニ、宅配ロッカーで荷物を受け取れる。
ゆうパックスマホ割アプリから郵便局アプリへの移行(2025年5月30日~)
ゆうパックスマホ割アプリから郵便局アプリへアドレス帳(住所録)・作成履歴(送り状履歴)を移行できるようになる。移行したアドレス帳(住所録)・作成履歴(送り状履歴)は、ゆうパックやゆうパケットの送り状の作成に利用可能となっている。なお、ゆうパックスマホ割アプリの送り状作成・編集機能等は、2025年5月30日に停止される。
デジタルアドレスが体験版から正式版へ(2025年5月26日~)
2024年11月より「デジタルアドレス(体験版)」として提供していたサービスが、正式版として本格的に展開される。デジタルアドレスは、自分の住所を7桁の英数字で伝えられる新しいサービス。「住所を、もっと便利に」をコンセプトに、住所入力の手間や各種サービスにおける住所情報の取り扱いの利便性向上を目指したもの。郵便局アプリでは、次の機能が利用可能となっている。
- デジタルアドレスの取得・確認
- 送り状作成機能における、デジタルアドレスを利用した住所の自動入力