リテールメディア事業などを展開するフェズは、リテールメディアソリューション「Urumo Ads(ウルモ アズ)」において、電通の統合マーケティングプラットフォーム「STADIA360(スタジア360)」のテレビ実視聴データと連携した。
今回の連携では、Urumo Adsの約1億ID分のID-POSデータと、STADIA360のテレビ実視聴データを組み合わせ、オンラインとオフラインを統合したマーケティング効果の可視化・最大化を実現するソリューションを本格展開する。
これにより、ドラッグストアを中心とした小売店に配荷のあるメーカーは、テレビCMとデジタル広告を活用したマーケティング施策の店頭購買効果を可視化でき、費用対効果の最大化を図ることが可能となった。

サービスの特徴
リテール横断データとテレビ実視聴データの連携
「Urumo Ads」は、複数の大手リテール事業者のID-POSデータと連携し、購買データや店頭データなどを管理・分析するリテールデータプラットフォーム「Urumo(ウルモ)」をベースとしたリテールメディアソリューションだ。
今回の連携では、テレビCMとデジタル広告の視聴データに加え、購買データを掛け合わせることで、広告施策の効果を詳細に分析できるようになった。
媒体接触パターン別に、購買リフトや新規購買率の効果検証が可能
テレビCMの視聴有無やデジタル広告の視聴有無、テレビCMとデジタル広告の重複視聴など、媒体接触パターン別に購買率や新規購買率の変動を検証可能。これにより、広告配分の判断材料が明確になる。
オンラインとオフラインを統合した最適なマーケティング施策
膨大なデータと効果検証機能を活用し、マーケティング施策のPDCAを回すことで媒体ごとの広告予算投下配分の最適化や、購買率・新規購買率の向上を図る。オンラインとオフラインを統合し、広告による認知獲得から店頭での実購買まで、効果的なマーケティング施策がおこなえる。