JCOM株式会社(以下、J:COM)と上智大学は、映像消費パターンの多様化と個別ニーズに対応するため、パーソナライズドダイジェスト動画の自動生成技術を共同研究開発する契約を締結した。同研究では、AIおよびデータを活用し、視聴者一人ひとりに最適化された映像体験の提供を目指す。
同研究では、上智大学大学院の応用データサイエンス学位プログラムでデータ分析に取り組む学生と、J:COMのデータサイエンティストが協力し、次世代AI技術に対応できる持続的なフレームワークの開発をおこなう。これにより、急速に進化するAI技術に対応し、長期的な技術基盤の確立や持続的なフレームワークの作成を目指すという。
パーソナライズドダイジェスト動画自動生成
同研究では、スポーツ・ドラマ・音楽・アニメなど様々なジャンルで、長尺の動画やシリーズ作品を10~20分に凝縮。特定の人物やシーンに焦点を当てたハイライト動画を自動生成する技術の開発に取り組んでいる。これにより、視聴者が好むシーンやニッチな場面のダイジェスト動画、「推し」だけのハイライト映像を容易に作成できるようになるとのこと。