BASE株式会社が運営するネットショップ作成サービス「BASE」は、ショップ間ドロップシッピング機能「販売パートナーApp」に商品販売機能を追加し、「セレクトショップ」での委託商品の販売が可能になった。
「販売パートナーApp」は「BASE」を利用するショップ間での委託販売連携を可能にする機能。今回の新機能により、商品制作が得意な「ブランドショップ」とセールスが得意な「セレクトショップ」が連携することで、より効率的なネットショップ運営が可能になるとのこと。
「販売パートナーApp」では、商品を制作・販売するブランドショップと、ブランドショップの商品を委託販売するセレクトショップをマッチングすることで、セレクトショップが在庫を持たずにブランドショップの商品を販売することが可能となる。
同Appを通じて委託先のセレクトショップ経由で商品が売れた場合、ブランドショップは売上に応じて、商品代金の10%~70%の範囲で設定した報酬をセレクトショップに支払うことができる。また、ブランドショップにはApp利用手数料として商品代金の5%が発生し、「BASE」のサービス利用料・決済手数料はセレクトショップが支払う仕組みとなっている。
「販売パートナーApp」は今後、ほかのAppとの連携や外部パートナーとの協業を通じて、より商品が拡散されやすい仕組みを強化していく予定。具体的な内容は次のとおり。
- 「セレクトショップ」が委託販売する商品を「YouTube ショッピング」連携機能などを利用して発信できるように機能開発を実施
- 著名人・インフルエンサーにショップの自社商品がピックアップされやすくなるような協業、外部ネットワークを広げ、ショップとインフルエンサーの双方にメリットのある仕組みを構築
- 越境EC系の機能と連携して海外のインフルエンサーが地域の逸品を全世界へ発信する仕組みの構築
- 「テイクアウトApp」などのオフラインの販促機能と連携し、オフラインの販促も強化