伊藤園とコカ・コーラ ボトラーズジャパンは、「物流2024年問題」への対応を背景にした物流における生産性の向上と社会課題解決に向けて、愛知県新城市を中心としたエリアにおける物流面での協業を2024年8月より開始した。
同協業では、両社の物流拠点から小売店舗への配送部分を、コカ・コーラ ボトラーズジャパンの物流パートナーが両社の製品を混載して配送する。2024年7月に実証実験をおこなった後に、8月から本格的に運用が開始された。これにより、1配送当たりの積載量を増やし、輸送距離を短縮することで、配送効率の向上とCO2排出量の削減に貢献するという。
今後は今回の取組みで得られた知見をもとに、他エリアへの拡大も進めていくとのこと。
伊藤園とコカ・コーラ ボトラーズジャパンの物流面での協業スキーム
- コカ・コーラ ボトラーズジャパンが委託する物流パートナーが、店舗配送後の復路で伊藤園豊橋支店に立ち寄り、伊藤園の製品を積載
- コカ・コーラ ボトラーズジャパンの倉庫に一時保管後、翌日以降に両社の製品を混載し、共通店舗へ納品
※各取引店舗での伝票などは、確実に物流パートナー社が管理し、両社が触れることがないように各社が決めたルールで処理をおこなう