GMOメディアは、「ポイントがユーザーに与える影響」に関する調査を実施した。
ポイントを貯める活動(ポイ活)の実施有無について聞いたところ、85.5%が「意識してポイ活している」と回答した。
ポイント機能があることによるサービスの継続利用への影響をたずねると、「積極的に利用するようになる」と回答した人は36.0%、「ある程度利用するようになる」と回答した人は46.5%となり、82.5%の人が継続した利用意欲を持つと回答。ポイント機能があることで、サービスの利用促進につながる傾向がみられた。
どのようなポイント交換先があると利用促進されるか聞いたところ、「ギフトカードやキャッシュバック」(75.6%)がもっとも多く、「無料利用券や割引券」(47.1%)が続いた。
「アップグレードや追加サービス」(17.7%)と「特別イベントや限定オファー」(13.0%)は10%台に留まり、付加価値となるサービスや特典よりも、現金の代わりとなるような交換先が利用促進につながることがわかった。
ポイントを貯められるサービスを選ぶ理由については、「ポイントの有効活用ができるから」(56.6%)や「貯めたポイントを他のポイントに交換できるから」(46.1%)が多くなり、ポイントの使い勝手の良さを重視。また、「他のサービスと比較してお得だから」(39.6%)や「割引を受けられるから」(27.4%)といった経済的なメリットを求める声も多くみられた。「サービスを選ぶ際にポイントは関係ない」との回答は9.6%にとどまり、90%以上の人がポイントの活用方法を工夫していることがうかがえる。
サービス利用の動機となるポイント額は、「100円~999円」(29.8%)がもっとも多く、「1,000円~4,999円」(29.4%)、「99円以下」(25.2%)と続いた。4人に1人が、少額のポイントでもサービス利用の動機になると回答した。
ポイントを貯めるためのサービス利用頻度は、「毎日」が43.2%で最多に。週に1回以上利用している人と合わせると81.7%となり、多くの人が日常的にポイントを貯めるためにサービスを利用していることが判明した。
調査概要
- 調査期間:2024年7月30日
- 集計対象:20代から60代の男女 2,011名
- 調査方法:インターネット調査
- 調査主体:GMOリサーチ&AIが運営するinfoQで調査