ゴールドウインは、従業員を中心としたプロジェクトメンバーと、国内外の共同リサーチャーによるリサーチラボ&メディア「Goldwin Field Research Lab.(ゴールドウイン フィールドリサーチラボ)」を立ち上げた。
リサーチラボ&メディア「Goldwin Field Research Lab.」
同ラボでは、アウトドアやスポーツなどのテーマを特集的に設け、その当事者や研究者たちとともにリサーチをおこない、その過程をウェブコンテンツとして公開。人と社会と自然の関係を、より豊かで公正・誠実にするための知恵や実践を共有できるよう活動する。
メディア内には、社内外の課題解決や新たなフィールド探索を目的とした「Research Theme」、テーマに基づいてリサーチや探究をおこなう連載コンテンツ「Column」、ポッドキャストやトークセッションなどの対話形式の「Session」などが設けられ、定期的に更新される。また、対面型のイベントやエキシビションも開催し、活動のプロセスや成果を発表していく予定だという。
最初のResearch Themeは、「災害とアウトドア」。ゴールドウインが本店を置く富山県も被災した令和6年能登半島地震をきっかけにスタートした同リサーチでは、アウトドア義援体として活動するアウトドアスポーツメーカーのモンベル、防災・復興政策を研究する大阪公立大学准教授の菅野拓氏、テントや寝袋の支援を通して被災地をサポートする野口健氏、そして現地の被災者や、行政・社会福祉協議会の担当者への取材や対話をおこない、災害時に企業やそこで働く人ができることを探求する。