楽天グループ株式会社が運営する、処方せん医薬品(以下、処方薬)を薬局で迅速に受け取れるアプリ「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」は、新たに処方薬の自宅配送に対応したと発表。これにより、ユーザーはオンラインで服薬指導を受ければ、薬局へ行かずに処方薬を受け取ることが可能となる。
同サービスは、2024年4月より調剤薬局で処方薬の受取予約ができるサービスの提供を開始。同年7月時点で、全国の約5,000軒の調剤薬局に対応している。
今回の自宅配送サービス対応により、ユーザーは健康状態や予定などに合わせてアプリ上で処方薬の受取方法を選ぶことが可能となる。処方せんの受付から処方薬の調剤、オンライン服薬指導、処方薬の配送は、楽天が運営する調剤薬局「ヨヤクスリ薬局」が実施するという。
処方薬の自宅受取を希望するユーザーは、「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」のアプリから、処方せんの提出方法を選択。配送先住所やオンライン決済情報などの必要事項を入力してオンライン服薬指導を予約すると、指定した日時にアプリ上で服薬指導を受けられるようになり、服薬指導完了後、必要な処方薬が自宅に発送される。処方薬の調剤薬局での受取予約および自宅配送の手続きは、いずれもアプリ上で完結できるようになっている。
「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」は今後、「ヨヤクスリ薬局」を通じて培った処方薬の自宅配送における知見を活用し、全国の調剤薬局と処方薬の自宅配送において連携を進める予定としている。