ZOZOが運営するファッションEC「ZOZOTOWN」は、利用者が通常配送よりも長めの配送時期を選択できる「ゆっくり配送」を本格導入した。
ゆっくり配送は、商品注文日の7日後から10日後までに発送されるもので、通常配送に比べて最大で6日遅くなる。2024年問題に対応するため、2024年4月に試験導入を実施したところ、配送件数の削減や作業の効率化が確認されたため、正式導入に至った。
同社はゆっくり配送の本格導入により、配送ドライバーの負担軽減やCO2排出量の低減を期待している。今後は、発送までのリードタイムを活用したモーダルシフトも検討していくほか、繁忙期にはゆっくり配送を選択した利用者へZOZOポイントを付与するなど、さらなる効果の検証も進めていく予定だという。