EC商品検索・レビュー・ハッシュタグ・ECキュレーション・OMOソリューションを開発販売するZETAは、そごう・西武にOMO・DXソリューション「ZETA CLICK」が採用されたことを発表した。
そごう・西武は、フルラインアップの大都市型店舗からデイリーニーズに応えるショッピングセンター型店舗まで、全国に10店舗を展開している。また公式ショッピングサイト「e.デパート」も運営しており、百貨店ブランドのコスメや人気のファッションブランドのほか、母の日・お中元・お歳暮をはじめとする季節のギフト、内祝いといったシーンごとに合わせた贈り物など、豊富な商品を取り揃えている。
今回、同社が運営する公式ショッピングサイト「e.デパート」にZETAが提供するOMO・DXソリューション「ZETA CLICK」が採用され、店舗とECサイトをシームレスにつなぎ、場所や時間に限定されない顧客体験の提供が可能となった。
現在、既に西武池袋本店のふたつのコスメブランドにおいて実験的な導入が始まっており、テスト運用期間終了後に他店舗や他ブランドへの展開も予定しているという。
従来は店舗で気になった商品を後から購入したいと思った場合、店舗に再訪するかECサイト上で一から探す必要があったが、「ZETA CLICK」の活用によりオフラインからオンラインへの導線が生まれ、UX向上が期待できるとしている。
オフライン×オンラインの体験を融合させたサービス提供でUX向上
店舗で興味を持った商品の情報を、QRコードを介してユーザーのスマートフォンに共有する機能により、店舗(=オフライン)から離れたあともECサイト上(=オンライン)でスムースに商品を閲覧できるなど「場所や時間を問わないサービス」の提供が可能となった。こうした顧客接点のデジタル化により、継続的な商品の比較検討を促し購入を後押しする。
売上データの可視化でスタッフのモチベーション向上をサポート
店舗やブランドごとの「QRコード発行件数」や「QRコード経由の売上」などのデータをグラフで可視化することで、接客実績をデジタル上で管理できるように。これにより接客スタッフのモチベーション向上につながり売上アップが期待できるほか、データ化された接客実績を人事評価などに活用することも可能だとしている。