ビームスは、フランス・パリの2024年秋冬ファッションウィークにあわせて、3つの自社ブランドを紹介する「AW24 BEAMS パリ展示会」を開催。「BEAMS BOY(ビームス ボーイ)」については初めてシーズン商品を投入し、海外の卸先を24社に拡大することに成功したと発表した。
ウィメンズレーベル「BEAMS BOY」のオリジナル商品を、ブランドと定義して海外向け卸事業展開へ
「BEAMS BOY」は、ビームスのウィメンズレーベルの一つとして1998年にスタート。オーセンティックなメンズ服の持つ強さと、背景のあるデザインに憧れを持つ女性に向け、自社企画のオリジナル商品と国内外からの仕入れによるセレクト商品によって構成されている。
同レーベルの商品は、日本国内のビームス店舗およびECでのみの販売となっているが、2022年に自社企画のオリジナル商品をブランドと定義し、定番商品に限定したラインナップで海外向け卸事業をスタート。2024年2月現在では、欧米を中心とする11社に対して取引をおこなっている。
初のシーズン商品を投入、24社からオーダーを獲得
2024年1月17日から 1月21日に開催したフランス・パリでの展示会において、「BEAMS BOY」は今回初めてシーズン商品を投入。欧米バイヤーにも、シーズン商品を紹介した。
展示会は「『BEAMS BOY』ブランドを大切に広げてくれる取引先と丁寧に商談をおこないたい」という同社グローバル戦略部の方針のもと、アポイント制で実施。29社のバイヤーと商談し、24社からオーダーを受け付けたとのこと。