コクヨは、2024年1月から一部エリアでオフィス家具製品の配送リードタイムを延長することを発表した。
同社グループのワークプレイス事業では、オフィス家具製品の配送を北海道と沖縄を除いて全国一律のリードタイムで設定しており、これまで輸送経路の変更や倉庫内の出荷スケジュールの調整、ドライバーの拘束時間削減などの取り組みを行うことで配送リードタイムを維持してきた。
今回、物流2024年問題によって、働き方改革関連法にともなう「時間外労働時間の上限規制」の改正の内容をもとに、今後も法遵守を前提として物流に携わる協力会社の安全運行や持続的な安定供給を維持するため、長距離輸送が必要となる東北・九州エリアおよび山口県下関市で配送リードタイムを1日延長することとなった。配送リードタイムを延長することで、より一層ドライバーだけではなく、倉庫内作業員など広い範囲の物流従事者の確保や働きやすさを実現する。