カンロ飴やピュレグミなどを販売しているカンロは、CAMPFIREが運営するクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて、2023年8月28日から「世界にひとつだけの、パッケージアップサイクル」プロジェクトを開始した。本プロジェクトで同社は、廃棄包材を活用したアップサイクルグッズを販売する。
カンロではこれまで、サステナビリティとウェルビーイングの2軸で異業種他社との協業を行ってきた。2023年は、サステナビリティ軸でのさらなる試みとして廃棄包材を活用。デザインファームであるペーパーパレードと共創し、廃棄包材をアップサイクルしたグッズの開発を行っている。
今回の試みで同社は、製造工程上どうしても発生してしまう廃棄包材を使い、アップサイクルしたグッズとしてバックやサコッシュ、ペンケースを開発。クラウドファンディングのプロジェクトとして販売するとのこと。
グッズのベース部分は、職人がひとつずつ手作業で廃棄包材を分解し、シート状にして縫い上げる。バッグやサコッシュは、裏生地によってシートに厚みを持たせ、ペンケースは逆にパッケージの透かしを活かすなど、アイテムによって質感が異なる点もこだわりポイントとのこと。また、同じグッズでも、使われる包材の部分によって柄の配置が異なるのも、商品の特徴となっている。