メルペイは、2022年11月8日より提供を開始したクレジットカード「メルカード」のカード発行枚数が100万枚を突破したと発表。2022年12月1日にすべてのユーザーが申し込み可能となってから、約半年での記録となる。
「メルカード」は、「メルカリ」の利用実績などで限度額が決まり、アプリで利用と管理が完結するクレジットカード。同社は、好調の要因として次の3点を挙げている。
- 申し込みの容易さ:すでに本人確認(eKYC)を完了しているユーザーの申込を最短1分で実現。カードを普通郵便で受け取れば、最短4日後に利用できる。
- 管理のしやすさ:「メルカード」利用後の支払通知や利用履歴の確認、利用上限金額の設定、支払の一部清算を「メルカリ」アプリで完結する設計としている。
- 支払いの柔軟性:「メルカード」では、利用後翌月1日~末日までの好きなタイミングで支払を実現。「メルカリ」の売上金を支払いに充てられる設計にしているほか、利用分を個別選択して先んじて清算することも可能となっている。
メルペイは、同カードの利用実績について調査を実施。2023年2月時点で、「メルカード」利用者の約4人に1人は自身で支払日を選んでおり、約3人に1人が「メルカード・メルペイスマート払い」の支払に売上金を充てていることが判明している。さらに、売上金を「メルカード」の支払いに充てている人の約4割は、支払額よりも売上金の方が多いこともわかっている。