NAVER Z Corporationはアバター中心のソーシャルプラットフォームであるZEPETOの領域を拡張し、ユーザーエクスペリエンスや表現、そしてパーソナライズされたコミュニケーションを強化するというビジョンを発表した。一例として、5月10日に米カリフォルニア州マウンテンビューでGoogleが毎年開催する開発者カンファレンス「Google I/O」にて、ZEPETOアバターとGoogleの最新世代言語モデル「PaLM2」の統合が紹介された。
これまでZEPETOで作成したアバターは、ZEPETOプラットフォーム内で誰もが自由に自己表現するツールとして使用されてきた。しかし、これからはZEPETOプラットフォーム以外のオンライン空間においても、新たな技術と結合したかたちでZEPETOアバターを活用できるようになる。
Google I/Oで紹介されたZEPETOアバターとPaLM 2の結合パッケージはGithubからアクセス可能。ZEPETOアバターSDKの活用を希望する開発者や事業者はZEPETOカスタマーセンターに問い合わせすることで協業が可能になり、今後ZEPETOも別途のAPI公開サイトをオープンする予定だという。