デリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」を展開するWolt Japanは、注力領域であるリテール(小売)分野のデリバリーをさらに強化すると発表。2023年3月25日から5月にかけて、東京・埼玉・広島にて、スーパーマーケットやリカーショップといったパートナー企業とのサービスを順次開始している。
Woltは、食料品や日用品といった小売商品を、注文から30分程度でお届けする「Qコマース(即時配達)」に注力している。今回のサービス拡大はその一環で、東京・埼玉ではマックスバリュ関東、広島ではイズミとユアーズで新たにサービスを開始するほか、マックスバリュ西日本ではサービスを拡大。Woltのアプリやウェブサイトからボタン一つで容易に注文することができるようになった。
また、リカーショップのエノテカでは、Woltが法人向けに提供する「サービスとしてのデリバリー(DeaaS:Delivery as a Service)」Wolt Driveの利用を開始。Wolt Driveは、商品の即時配送を希望するさまざまな企業が、Woltのアプリやウェブサイトに店舗ページを開設することなくWoltの配達システムを利用できるようにするサービス。エノテカは、Wolt Driveの導入により、店頭での購入時や電話での注文でも自宅配送を実現できるようになる。