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ECzineニュース

楽天、「楽天市場」で購入した商品を「楽天ラクマ」に簡易出品できる「持ち物リスト」機能開始

 楽天グループは、運営するフリマアプリ「楽天ラクマ」において、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」で購入した商品履歴の情報を「楽天ラクマ」と連携することで、過去に購入した商品を容易に出品できる「持ち物リスト」機能を2023年1月23日(月)より提供開始した。

 ユーザーは、「楽天ラクマ」マイページ内にある「持ち物リスト」ページの上部に表示される連携画面から楽天IDとパスワードを入力し連携することで、「楽天市場」と「楽天ラクマ」で過去に購入した商品履歴を、各商品の売却相場価格とともにリストで閲覧することができる。また、リストに表示されている商品は「出品する」ボタンを押すことで、出品手続きに必要な一部の入力項目が自動入力され容易に出品することができる。

 ウェブ版では2022年から先行して「楽天ラクマ」の購入履歴のみでテスト運用を開始していた。アプリ版は一部のユーザーから順次公開しているアプリバージョン8.1.12以上が対象に。順次アプリストアにてアプリのアップデートが行われ、1月30日(月)頃にはすべてのユーザーが利用できるようになるとのこと。

 同機能は、「楽天エコシステム(経済圏)」における循環型経済の創造を目的とした戦略「サーキュレーション・ストラテジー」の一環として提供するもの。一次流通を主とする「楽天市場」と、二次流通を主とする「楽天ラクマ」が連携を強化することにより、消費のプロセスにおいて、不用になったものを捨てるのではなく手軽に次に必要とする人へとつなぐことで物を循環させ、さらに不用品を売ることで得られた売上金を次に必要とする物やサービスを購入する際に利用できるようにすることで、「捨てない消費スタイル」の定着を促すとともに、「楽天エコシステム」の成長を図る。

 なお、食品カテゴリーに分類される商品や、「楽天ラクマ」で出品が禁止されている商品など、一部の商品は「持ち物リスト」に反映されない仕様となっている。

「持ち物リスト」機能概要

内容

「楽天市場」と「楽天ラクマ」で過去に購入した商品履歴を「楽天ラクマ」アプリで売却相場価格とともにリストで閲覧できるほか、出品する際一部の必要な入力項目が自動入力され簡易出品ができる機能

自動入力される項目

  • 商品名
  • 商品説明
  • カテゴリー名
  • ブランド名など

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