調査によると、683件のECサイトへのサイバー攻撃の検知件数は6ヶ月間で13万3,678件に。月間平均にすると、約2万2,000件以上のサイバー攻撃を受けていることがわかる。
2014年2月と比較すると月間あたりの攻撃数は減少しているが、攻撃手法にもトレンドがあるため、アラタナでは引き続き調査を実施するとのこと。
サイバー攻撃パターンで最も多かったのは「一般的なスパム」。「一般的なスパム」とはプログラムから機械的にコメントを投稿する、いわゆる「コメントスパム」のことで、全体の約50%を占める。「コメントスパム」はCMSプラットフォームを対象に攻撃されることが多いとのこと。
本調査は、2014年2月1日 〜 2014年7月31日、アラタナが運用するカゴラボサーバ約600台を対象に実施。アラタナ内のセキュリティ対応チーム aratana-CSIRT(アラタナシーサート)が実施した。