メルカリは、「ミスターミニット」を展開するミニット・アジア・パシフィックと共同で展開する「メルカリステーション」が、20店舗に到達したことを発表した。
同社は、2013年7月のサービス開始以来、個人が容易かつ安心・安全にモノの売買ができるマーケットプレイスを提供している。現在「メルカリ」の月間利用者数は2,075万人、累計出品数は25億品(2021年12月4日時点)を突破している。
一方で、「メルカリ」の出品意向があるものの、まだ出品を経験していない潜在顧客は約3,610万人にのぼり(18-74歳までの男女1,260名を対象に電通マクロミルインサイトが2019年4月に実施した調査より)、その背景には「やってみたいけど使い方がわからない」、「発送場所が近くにない」といった課題があった。
そこで、2021年4月より、ミスターミニットの一部店舗に梱包代行・メルカリポスト・梱包資材販売などのサービスを提供する「メルカリステーション」を展開。対象店舗では、「メルカリ」出品未経験のユーザーに対する「出品サポート」や、「メルカリ」で売れた商品の梱包を代行する「梱包代行」サービスをミスターミニットスタッフが行い、ユーザーが安心して「メルカリ」を利用できる環境づくりを推進している。
両社の連携開始以降、ミスターミニットで展開する「メルカリステーション」では、売れた商品を発送できる無人投函ボックス「メルカリポスト」の利用や、梱包資材の購入および梱包代行などの利用が広がっている。その結果、売上・来客数ともに連携前の昨年実績を上回り、昨対比130%の実績を達成した(実績比較期間:2021年4月〜2022年3月)。また、立地条件が類似する他直営店舗と比較しても、高い実績の伸び率が見られた。さらに、当該店舗は2年目以降の運営においても前年を越える売上・来客数を達成しており、2022年4月のキャンペーン実施時には、売上が昨対比約130%、来客数が昨対比で最大150%まで伸張した。加えて、「梱包代行」サービスは利用したユーザーからのアンケートで利用満足率が9割に至るなど、ユーザーからの高いニーズがうかがえる。
そのような背景から、両社のさらなる顧客満足度向上を目指し、メルカリとミスターミニットは共同で「メルカリステーション」を拡大し、今回、総店舗数が20店舗に到達した。
ミスターミニットで展開する「メルカリステーション」店舗一覧および提供サービスについて
「メルカリステーション」提供サービス
次のサービスが常時利用可能。
- 「メルカリ」登録者向けミスターミニットサービス10%割引
- 「メルカリ」の初期設定・使い方サポート
- 「メルカリ」で売れた商品の「梱包代行」サービスの提供(有料¥500)
- 「メルカリポスト」の設置
- メルカリオリジナル梱包資材販売
ミスターミニットで展開する「メルカリステーション」一覧
東京都
- 池袋東武ホープセンター店
- JR巣鴨駅前店
- エトモ祐天寺店
- ココリア多摩センター店
- 蒲田駅店
- グランデュオ蒲田店
- エキュートエディション新橋店
- 大崎ニューシティ店
- JR大森駅西口店
- 阪急大井町ガーデン店
- 小田急新宿駅西口店
- キラリナ京王吉祥寺店
神奈川県
- グランツリー武蔵小杉店
- マルエツ武蔵小杉駅前店
- 本厚木ミロードイースト店
- イオン天王町店
- コーナン川崎小田栄店
- 小田急新百合ヶ丘駅店
埼玉県
- コクーンシティさいたま新都心店
- 西武所沢S.C.店
大阪府
- 新大阪阪急ビル店 (2022/12/05より開始)
兵庫県
- ピオレ姫路店(2022/12/05より開始)
- エビスタ西宮店(2022/12/05より開始)