LINEは、同社が提供する、「LINE」を通じて友だちにさまざまなプレゼントを贈ることができるサービス「LINEギフト」において、今年の父の日当日の流通額が昨年比2.7倍という結果となったことを発表した。また、最新のユーザー属性や利用動向を公開した。
「LINEギフト」は、「LINE」のトークを通じて友だちとギフトを贈り合うことができるコミュニケーションサービス。住所を知らなくても直接会えなくても、LINE上で簡単にギフトを贈ることができるため、日常のちょっとしたお礼を言いたいときや季節イベント、誕生日や結婚祝いをはじめとした大切なライフイベントなど、さまざまなシーンで利用されている。
累計ユーザー数2,500万人を突破
これまでにLINEギフトで商品を「贈ったことがある・もしくはもらったことがある」累計ユーザー数が、2,500万人を突破した。コロナ禍において、会えなくても贈れるソーシャルギフト需要が高まった影響もあり、累計ユーザー数が昨年同期比で約1,000万人増加するなど、加速度的に成長を続けている。現在、新しいコミュニケーションのひとつにLINEギフトが想起され、“LINEでギフトを贈る”ことが新たなギフト文化として生活に浸透していることがうかがえる。
2022年上半期シーズナルイベントの流通額・利用者数は軒並み過去最高を記録 父の日流通額も昨年比2.7倍に
利用ユーザーの増加に加え、2022年5月13日~5月15日にLINEギフトが実施した全国30~64歳の男性2,024人を対象としたアンケートで、91%が「対面に限らず、オンラインで父の日ギフトをもらっても嬉しい」と回答するなど、“オンライン上でギフトを贈る・もらう”ことの認知が広がり、抵抗感なく利用しているユーザーが増えていると推察される。結果的に、今年の父の日当日の流通額は昨年比2.7倍となり、2022年上半期における主要なシーズナルイベント当日(バレンタイン・ホワイトデー・母の日・父の日)の流通額・利用者数は、2021年以前の各シーズナルイベント当日と比較して軒並み過去最高を記録した。
利用ユーザーの最多は20代女性、近年はより幅広い年代への広がりが見られる
現在、LINEギフトの利用ユーザーの最多は20代女性で、直近1年間で「贈った人」「もらった人」ともに6割以上が女性となっている。サービスを開始した2015年から現在まで、20~30代の利用が多い傾向にあることは変わらないが、「贈った人」「もらった人」ともに50代以上の割合が2倍近く増加。LINEで簡単に贈れるサービスの特徴もあり、幅広い年代に利用が広がり、よりLINEギフトが一般化してきていることがうかがえる。
贈り合う間柄は「同性の友だち間」が最多 利用シーンは誕生日に次いで「感謝・お礼(ありがとう)」が多い傾向
2022年3月時点で、LINEギフトの出店ショップ数は約1,000店舗、取扱商品数は約10万点と、幅広い品揃えの拡充や、コロナ禍におけるソーシャルギフト需要の高まりなどにより、LINEギフトにおけるギフトシーンも多様化するなか、ユーザー向けにアンケートを実施し、最新の利用動向を調査した。LINEギフトのメインユーザーである20~30代においては、「贈った相手・もらった相手」の最多は「同性の友だち」となり、贈った相手は「父母」「異性の友だち」が続き、もらった相手は「異性の友だち」「同僚などの仕事関連」が続く結果となった。また、利用シーンの最多は「誕生日」、次いで「感謝・お礼(ありがとう)」となっており、LINEギフトならではの日常的なコミュニケーションでの利用がされている。
利用ユーザーの満足度93%超え
93%のユーザーが「LINEギフトをまた利用したい」と回答しており、高い満足度がうかがえる。実際に利用して良かった点として、贈った側は「LINEで簡単に贈れる」「ちょっとしたお礼など、気軽に贈れる」「直接会えなくても気持ちが伝わる」「住所を知らなくても贈れる」、もらった側は「直接会えなくても受け取れる」「気軽に受け取れる」「サプライズ感が合って嬉しい」「相手とのコミュニケーションのきっかけになる」という回答が多い結果となった。
調査概要
- 調査対象:日本全国の15歳以上の男女
- 実施時期:2022年6月25日(土)~2022年6月26日(日)
- 有効回収数:2,396サンプル(贈った人:1,324、もらった人:1,072)