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利用経験のあるスマホ後払いサービス1位は「キャリア決済」　ポイント貯まるのが利点／MMD研究所調査

2022/02/28 20:00

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　MMD研究所は、予備調査ではスマートフォンを所有する20歳～69歳の男女8,847人、本調査ではスマホ後払いサービス利用経験者の555人を対象に「スマホ後払いサービスに関する調査」を実施した。
　同調査結果の詳細は、次のとおり。

スマホ後払いサービスの認知は50.4％、うち利用経験は62.5％　もっとも利用経験があるのはキャリア決済で6割超

　スマートフォンを所有する20歳～59歳の男女8,847人にスマホ後払いサービスを知っているか聞いたところ、「知っている」と回答した人は50.4％だった。

　次に、スマホ後払いサービスを知っている4,461人に知っているスマホ後払いサービスを聞いたところ（複数回答可）、「電話料金合算払い（キャリア決済）」が52.9％ともっとも多く、次いで「PayPayあと払い」が35.6％、「メルペイスマート払い」が28.7％となった。

　続いて、スマホ後払いサービスを知っている4,461人にスマホ後払いサービスを利用したことがあるか聞いたところ、62.5％が「利用したことがある」と回答した。

　年代別に見ると、60代（n=657）が69.6％ともっとも多く、次いで40代（n=1,122）が65.9％、50代（n=991）が64.7％となった。

　続いて、スマホ後払いサービスを利用したことがある2,789人に利用したことがあるスマホ後払いサービスを聞いたところ（複数回答可）、「電話料金合算払い（キャリア決済）」が61.0％ともっとも多く、次いで「メルペイスマート払い」が19.0％、「PayPayあと払い」が13.1％となった。

新型コロナ感染拡大以降、20代の4割が利用頻度　全体の6割以上が今後利用場所の拡大を希望

　スマホ後払いサービスを利用したことがある2,789人に新型コロナウイルス感染拡大以降のスマホ後払いサービスの利用頻度を聞いたところ、「増えた」が10.5％、「やや増えた」が18.1％と合わせて28.6％が増えたと回答した。

　年代別に見てみると、20代（n=444）が41.4％ともっとも多く、次いで30代（n=508）が34.4％、40代（n=739）が26.6％となった。

　続いて、予備調査からスマホ後払いサービス利用経験者555人を抽出し、今後スマホ後払いサービスの利用場所が増えてほしいか聞いたところ、「増えてほしいと思う」が28.5％、「やや増えてほしいと思う」が37.5％と合わせて66.0％が増えてほしいと回答。

　年代別で見てみると、20代（n=60）が73.3％ともっとも多く、次いで60代（n=96）が67.7％、30代（n=100）が67.0％だった。

スマホ後払いサービスのメリットは「ポイントがたまる」、不安点は「使いすぎてしまう」が最多

　スマホ後払いサービス利用経験者の555人にスマホ後払いサービスに感じているメリットを聞いたところ（複数回答可）、「ポイントがたまる」が44.3％ともっとも多く、次いで「まとめて後日支払うことができる」が32.6％、「すぐに支払えなくても購入できる」が31.9％となった。

　続いて、スマホ後払いサービスに感じる不安点を聞いたところ（複数回答可）、「使いすぎてしまう」が42.5％ともっとも多く、次いで「本人確認をした際の情報漏洩」が19.1％、「支払日がわかりにくい」が17.3％となった。

スマホ後払いサービス未利用者、「利用したくない」が約87％　3割以上はクレジットカードで満足

　スマホ後払いサービスを利用したことがない6,058人にスマホ後払いサービスを利用してみたいか聞いたところ、「利用してみたい」が2.0％、「やや利用してみたい」が11.1％と合わせて13.1％が利用してみたいと回答し、「あまり利用したくない」が34.5％、「利用したくない」が52.4％と合わせて86.9％が利用したくないと回答した。