クックパッドと横浜市は、生鮮食品EC「クックパッドマート」において、共働き世帯の増加に伴う時短ニーズに対応した買い物環境構築の推進、地産地消の推進を目的に、横浜市中央卸売市場内に設置している共同集荷所を拡大。今後、本施策をきっかけに、横浜市場直送店登録制度「ハマからチョクでドンッ!」に加盟する飲食店・小売店の販路拡大に向けた取り組みを開始する。
本施策は、クックパッドと横浜市が2020年11月に締結した連携協定に基づいて実施するもので、2022年2月より横浜市中央卸売市場内に既に設置している共同集荷所を拡大し、大規模集荷場としての機能を持たせる。共同集荷所を設置し、同市場で集荷できる容量を増やすことで、より多くの事業者の出店が可能となるほか、それぞれがより大規模な販売活動を行うことができるようになる。まずは関連棟の最大容量を4倍に拡大し、2月17日よりサービスを開始。クックパッドと横浜市はこの施策を通じ、横浜中央卸売市場の農水産物流通の拡大を目指す。
さらに、人手の少ない小規模な事業者でも無理なく販路を拡大することができるよう、「ハマからチョクでドンッ!」参加店が軒を連ねる横浜市内の商店街にクックパッドマートの共同集荷所を設置し、参加する飲食店・小売店がクックパッドマートへ商品を出荷できる環境を整えていくことを目指す。
クックパッドマートアプリでの事前注文、生鮮宅配ボックス「マートステーション」を用いた非接触での受け取りといった手段を提供することで、横浜市民の利便性を向上し、新たな買い物体験を提供する。