MMD研究所は、「2022年1月スマートフォン決済(QRコード)利用動向調査」において、QRコード決済サービスの6サービスのメイン利用者18歳~69歳の男女900人を対象に2022年1月1日~1月5日の期間で「2022年1月スマートフォン決済(QRコード)の満足度調査」を実施した。
本調査の対象となったQRコード決済サービスの6サービス(すべてn=150)
- PayPay
- d払い
- 楽天ペイ
- au PAYメルペイ
- LINE Pay
利用中のQRコード決済サービスの部門別満足度
QRコード決済サービスを知ったきっかけの上位は「テレビCM」「公式サイト」「関連アプリ上での案内」
QRコード決済サービスの6サービスをメイン利用している18歳~69歳の男女900人を対象に、現在メインで利用しているQRコード決済サービスを知ったきっかけを聞いたところ、「テレビCM」が15.2%、次いで「公式サイト」が14.9%、「関連アプリ上での案内」が10.8%という結果になった。
これをサービス別(各n=150)に上位5位までの項目を抜き出してみると、PayPayとau PAYのトップは「テレビCM」、 d払い、楽天ペイは「公式サイト」、メルペイは「関連アプリ上での案内」、LINE Payは「LINEの広告、投稿」という結果になった。
QRコード決済サービスを使い始めた理由の上位は「ポイントが貯まる」「キャンペーンに興味を持った」「関連サービスとのポイント連動」
QRコード決済サービスの6サービスをメイン利用している900人を対象に、メインで利用しているQRコード決済サービスを使い始めた理由を聞いたところ(複数回答可)、「ポイントがたくさん貯まるから」が36.3%、次いで「キャンペーンを知って興味を持ったから」が24.9%、「普段使っているサービスとポイントが連動しているから」が22.2%となった。
これをサービス別(各n=150)に上位5位までの項目を抜き出してみると、PayPayのトップは「キャンペーンを知って興味を持ったから」、d払い、楽天ペイ、au PAY、LINE Payは「ポイントがたくさん貯まるから」、メルペイは「普段使っているサービスとポイントが連動しているから」という結果になった。
QRコード決済サービスの利用頻度が最も高いのは「PayPay」利用者の約6割が1週間に1回以上利用
QRコード決済サービスの6サービスをメイン利用している各サービス利用者(各n=150)に、そのサービスの利用頻度を聞いたところ、「1週間に1回以上利用する」という回答は各サービス別で、「PayPay」が74.7%、「楽天ペイ」が74.0%、「au PAY」が63.3%、「d払い」が57.3%、「LINE Pay」が46.7%、「メルペイ」が43.3%となった。
QRコード決済6サービスの総合満足度1位は「楽天ペイ」
QRコード決済サービスの6サービスをメイン利用している各サービス利用者(各n=150)に、メインで利用しているQRコ ード決済サービスの満足度を「お得部門」「アプリデザイン部門」「利便性部門」「信頼部門」の4部門においてそれぞれ聞いたところ、お得部門は「楽天ペイ」、アプリデザイン部門は「メルペイ」、利便性部門は「PayPay」、信頼部門は「au PAY」がそれぞれ部門トップとなり、総合満足度は「楽天ペイ」がトップとなった。
QRコード決済6サービスのNPSは-34.8、NPS1位は「PayPay」
QRコード決済サービスの6サービスをメイン利用している各サービス利用者(各n=150)に、メインで利用しているQRコ ード決済サービスを家族や友人におすすめしたいかどうか10点満点の点数をつけてもらい、NPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)を出したところ、9点から10点をつけた推奨者は13.1%、7点から8点をつけた中立者は39.0%、0点から6点をつけた批判者は47.9%となり、推奨者から批判者を引いたNPSは-34.8となった。サービス別のNPSは「PayPay」が-18.7で最も高い結果となった。
調査概要
- 「2022年1月スマートフォン決済(QRコード)の満足度調査」
- 調査期間:2022年1月1日~1月5日
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有効回答:900人
PayPay(n=150)、d払い(n=150)、楽天ペイ(n=150)、au PAY(n=150)、メルペイ(n=150)、 LINE Pay(n=150) - 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:18歳から69歳の上記QRコード決済サービスをメイン利用している男女