ヤマトホールディングスが、家電お試しサービス「Rentio(レンティオ)」を運営するレンティオ株式会社に出資。
レンティオは、"不要な「所有」を減らし、価値ある「体験」を増やす"ことをミッションとして2015年に創業したスタートアップ。家電お試しサービス「Rentio」は、"買うか買わないか"の二択ではない、"買う前に試す/必要な時に必要な間だけ使う"という、多様化するライフスタイルに合わせた新たな消費行動の提供を目指したサービスとなっている。
ECの普及に伴い実店舗が減少し、消費者が実物商品との接点が減少するなか、店舗に行かずとも商品を試してみたいというニーズが高まっている。試用できる商品数は、カメラや家電など2,900種類を超え、在庫保有数は9万6,000点、2021年11月末時点における累計注文数は51万8,000件を超えるまで事業規模を拡大している。
今回、消費者ニーズの変化を的確に捉え、事業モデルを進化させながら高い成長を遂げているレンティオの事業性・将来性を評価し、出資を決定。グローバル・ブレインが運営する「KURONEKO Innovation Fund」のポートフォリオにレンティオを組み入れることで、今後さらに多様化するニーズについての知見を深め、新たな価値提供を検討していく考え。