SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を提供するフューチャーショップは、イー・エージェンシーが提供する、ウェブサイト多言語化ツール「shutto翻訳」との提携を開始したと12月2日に発表。同提携により、futureshopまたはfutureshop omni-channelで構築されたECサイトでは、JavaScriptタグを一行追加することで、多言語対応が可能となる。
shutto翻訳は初期費用不要となっており、月額6,000円から利用可能。Google翻訳を利用したAIベースの機械翻訳に加え、翻訳家への依頼も可能となっている。また、言語ごとに文言や画像を調整するなど、翻訳後に文字数の問題で発生するレイアウト修正のほか、画像内の文字の差し替え、固有名詞など機械翻訳を利用しない単語を辞書登録するといった機能により、コンテンツの最適化に寄与する。なお、Google Analyticsと連携することで、ウェブサイトを多言語化した際のセッション数や、PV数の計測が可能となる。
さらにshutto翻訳では、海外の検索エンジン向けの静的ページを生成できるオプション機能も提供。フューチャーショップは、同ツールとともに、海外独自の決済や配送といったカート以降の越境EC対応サービスを導入することで、新規に越境ECサイトを構築せずとも海外販売に対応できるとしている。