「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパンは、ジュリアが全社員にLINE WORKSを導入したと12月2日に発表。
アクセサリーの輸入販売事業を行うジュリアでは、卸売先となる全国各地の販売店に営業社員が出張する機会が多く、電話とメールのみの連絡手段では、業務連絡がスムーズに行えないという課題があった。同社は、LINE WORKSの導入により、本社と出張中の社員、拠点が異なる社員が円滑に情報共有できる環境を構築したほか、LINE WORKSと連携する出張支援サービス「トラベルjp for Business」を活用することで、出張手配の省力化とコスト削減も実現した。同社における取り組みの概要は次のとおり。
社内コミュニケーションの円滑化
部門や業務内容ごとの情報共有には「グループトーク」を活用し、全社員に共有したい情報は「掲示板」に掲載することで情報共有の効率化を実現。また、ビデオ通話機能を活用したオンライン会議、カレンダーによる社員間のスケジュール共有、アンケート機能を活用した社内の意見収集など、全社のコミュニケーションを促進するグループウェアとしてもLINE WORKSを活用している。
外部トーク連携で、取引先とのやり取りを効率化
商品の受発注について、外部トーク連携で取引先とつながり、店舗の商品ラックの写真をトークで送受信する方法を採用。従来の電話やFAXでのやり取りでは、聞き違いや書き間違いによるミスが発生していたが、補充すべき商品を写真で確認して受発注を行う仕組みを構築したことで、同課題の解消を実現した。
トラベルjp for Businessで工数・コストを削減
従来同社では、出張手配に月額の管理サービスを利用していたが、コロナ禍以降は感染予防のために出張日数を減らしたため、固定費がかからないサービスの利用を検討。出張手配に応じた従量課金制のトラベルjp for Businessを導入することで月額コストを削減した。また、LINE WORKSのトーク上で専任コンシェルジュに飛行機、電車、宿泊、レンタカーなどの手配を一括して依頼できることから、出張手配にかかわる工数の削減も実現した。